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ホンネレビュー 2017年4月22日

発毛剤・育毛剤ホンネレビューvol.09【育毛剤・フレッシュリアップ編】

「フレッシュリアップ薬用育毛トニック」950円(税抜)

育毛剤「フレッシュリアップ」は、株式会社大正製薬が開発した発毛剤「リアップ」から派生したスカルプケア商品!

大正製薬と言えば、発毛剤として国内で唯一の認可が下りているリアップシリーズが有名ですが、そこから派生した育毛商品ということなので、自然と期待値が高まりますよね。

そこで、今回は育毛剤フレッシュアップが信頼できる商品なのかを検証すべく、様々な角度からレビューしていきますよ!

【レーダーチャート】

【1】育毛剤フレッシュリアップの特徴は?

よく耳にする「トニック」って何のこと?

この育毛剤の正式名称は「フレッシュリアップ薬用トニック」。この「トニック」という言葉、よく耳にしますが、意外と何を意味するかを知らないかたも多いのではないでしょうか?

フレッシュリアップに限らず、他のスカルプケア商品でもたびたび目にする「トニック」ですが、そもそも「トニック」とは“強壮剤”や“滋養剤”といった意味。なかでも「ヘアトニック」と言うと“髪の栄養剤”のような意味合いになります。

そんな「トニック」を謳ったフレッシュリアップには血行促進作用があり、有効成分の浸透率をよくするために地肌を整える効能が期待できるとのこと。

実際、大正製薬の他にも、花王やアンファーといった大手メーカーも育毛トニック商品を開発していますが、「頭皮の血行を促進・抜け毛を防ぐ」という効能が共通しているんですよね。

ですから育毛トニックの役割は、「AGA(男性型脱毛症)」を根本的に解決することではなく、健やかな頭皮を保つことと考えればいいでしょう。

有効成分はズバリ「センブリ抽出エキス」!

では次に育毛剤フレッシュリアップは、“どのような育毛成分を浸透させてくれるのか”に注目したいと思います。

育毛剤フレッシュリアップの有効成分は「センブリ抽出エキス」!

このセンブリ抽出エキスには、毛細血管を広げて血流をよくしてくれる作用と抗酸化作用があるそうです。

――髪の毛は“成長期→退行期→休止期”という3段階のサイクルで生え変わりを繰り返しています。このサイクルは「5αリアクターゼ」という酵素成分によって乱されることがあるため、そこで抗酸化作用を持つセンブリ抽出エキスの出番というわけです!

センブリエキス抽出エキスが5αリアクターゼの働きを抑えてくれることにより、正常な育毛サイクルに戻してくれる効果が期待できるというわけですね。

【2】そもそも「育毛剤」と「発毛剤」の違いとは?

育毛剤は発毛剤の効果に劣るのが現状!?

ここで育毛剤フレッシュリアップと、その他の発毛剤リアップシリーズの違いについて説明しておきましょう。

育毛剤フレッシュリアップには、発毛剤リアップや発毛剤リアップX5プラスに含まれている有効成分「ミノキシジル」が配合されていません。逆に言えば、フレッシュリアップには発毛効果のある「ミノキシジル」が配合されていないため、“発毛剤”ではなく、あくまで“育毛剤”というカテゴリーになっているとも言えます。

では、育毛剤と発毛剤はいったい何が違うのでしょう?

ズバリ答えをお伝えしますと、育毛剤は“毛を育てる効果”があるもの、発毛剤は“毛を生やす効果”があるもの、です。

育毛剤は現在残っている毛を育てるという効果が期待できるのに対し、発毛剤は毛が生えなくなったところに再び生やす効果が期待できるというわけですね。

そうなんです。育毛剤は今生えている毛が抜けるのを予防したり、地肌の血行をよくしたりという効果は期待できるのですが…、

毛を生えなくなった場所に再び髪の毛を生やすといった効果は望めないのです!!

ということで、もちろん単純比較ができるものでもありませんが、ざっくりとしたイメージとしては、

【育毛剤<発毛剤】

という認識を持っているかたも少なくないんですね。

ちなみに、現在、日本国内で発毛剤として認可されているのはミノキシジルが配合されているリアップシリーズだけなんですよ。

一般的な育毛剤は「医薬部外品」、発毛剤は「第一類医薬品」

少し法律的な話もしておきたいと思います。

フレッシュリアップなどの一般的な育毛剤は、薬機法(旧薬事法)的なジャンル分けでいうと、滋養強壮ドリンクなどと同じ「医薬部外品」に分類されており、ミノキシジルが配合されているリアップやリアップX5プラスなどは分類でいうと「第一類医薬品」になります。

リアップやリアップX5プラスには、厚生労働省から発毛効果が認可されているミノキシジルが配合されているため、「第一類医薬品」にカテゴリーされているとも言えます。

当然、「医薬部外品」となっているフレッシュリアップなどの育毛剤に発毛効果を謳うことは認められていません。

ミノキシジルは、多くの基礎研究を経て、その結果が臨床試験によって実証されているため、医学的な根拠に基づいて発毛効果や脱毛症の回復効果が正式に認められている成分。

要するに、ミノキシジルを配合しているかどうかが“発毛剤”と“育毛剤”の分かれ目となるため、同じリアップシリーズでもフレッシュリアップは育毛剤というカテゴリーになっているわけです。

とは言え、発毛剤のリアップは5,500円(税抜)、リアップX5プラスは7,047円(税抜)とけっこうお値段が張ります。一方、育毛剤のフレッシュリアップは950円(税抜)。ミノキシジルを配合しておらず、育毛剤カテゴリーのため、リーズナブルなのだと考えることもできますね!

【3】育毛剤フレッシュリアップの使い方は?

ここでは、育毛剤フレッシュリアップの使用方法をご紹介したいと思います。

いざ購入しても、正しい使い方を覚えていなければ、効果が半減してしまうかもしれませんからね。

では順番に説明していきますよ!

1.育毛剤フレッシュリアップを使う前に洗髪&ドライヤー

フレッシュリアップの使用は洗髪した後が有効とのこと。頭皮の汚れが薬液を吸収してしまうと本来の効果も期待できませんから、シャンプーしておくべきということでしょう。

また、髪の毛が濡れたままですと、湿気が菌の繁殖を手助けしてしまいますので、ドライヤーをあてて、しっかりと髪を乾かしてください。

2.育毛剤フレッシュリアップを頭皮全体にスプレーしていく

次に、フレッシュリアップを頭皮全体にスプレーしていきます。

噴射口の向きを確かめ、髪の毛を掻き分けてからスプレーするようにしましょう。

このときに、頭皮と噴射口の距離が近すぎるとダメージを与えてしまうので、適正な距離を保つことを心がけてくださいね!

また、「節約になるから」などという理由で、薄毛が気になる部分にのみスプレーしてしまうのもおすすめできません。その理由はこの次のステップでお話します。

3.育毛剤フレッシュリアップ使用後は入念にマッサージ

頭皮全体に適正な量が散布できたら、指の腹を使ってマッサージ。

爪を立ててしまうと、頭皮にダメージを与えてしまいますので優しく揉んでくださいね!

先ほど薄毛が気になる部分にだけスプレーをするのはおすすめしないとお伝えしましたが、その理由は、マッサージによって育毛剤の成分を頭皮全体に浸透させていくことが、抜け毛予防になるからなんですね!

余談ですが、育毛剤フレッシュリアップは発毛剤であるリアップやリアップX5プラスとの併用は推奨されていませんので、気をつけてくださいね。

ただ、フレッシュリアップの公式サイトには、おすすめのヘアケアメニューとして、次のように他の兄弟商品と合わせて使う方法は紹介されていました。

ステップ1として毛穴がすっきりする「プレリアップクレンジング」を使用し、ステップ2としてフケ・かゆみを防ぐ「プレリアップスカルプシャンプー」と髪にハリ・コシを与える「プレリアップヘアコンディショナー」を使用、そして髪をしっかり乾かしてから最後にフレッシュリアップを使用する。これが公式のおすすめヘアケアメニューのようですね。

【4】まとめ――フレッシュリアップって結局どうなの?

育毛剤フレッシュリアップはコスパよし

フレッシュリアップを「試しみたい!」と考えたとき、気になるのがそのお値段。

男性スカルプケア商品の値段は上下の振り幅が広く、平均金額からは一概にコスパのよし悪しを語ることは難しいのですが、950円(税抜)はかなりリーズナブルな部類。

個人差はあるものの、口コミサイトによると1ヶ月半から2ヶ月で使い切るかたが多いみたいですので、950円(税抜)で1ヶ月半以上使えると考えると、フレッシュリアップは非常にお財布に優しい商品と言えそうです。

これなら、リピートを視野に入れた購入も問題なさそうですね!

発毛剤リアップと併用できないのがネック

いかがですか?育毛剤フレッシュリアップを購入してみたくなりましたか?

頭皮の血流をよくしたうえで、育毛サイクルの妨げになる酵素の働きを抑える効果があるということで、育毛効果には期待できそうですよね。値段もリーズナブルですから、気軽に試すことができる商品です。

ですが、頭皮の環境をどれだけ整えても発毛剤リアップやリアップX5プラスとの併用ができないことや、他社の育毛剤とは「ここが違う!」といった差別化がはっきりとされていないこともあり、購入の決定打に欠けるという印象がなきにしもあらず…。

育毛剤フレッシュリアップは、抜け毛対策や頭皮のマッサージ効果をより高めるためのヘアケア用品ですから、今一度、ご自身が“髪の毛を育てる”ことが目的なのか、“髪の毛を生やす”ことが目的なのか、よ~く考えてみて購入するかどうか決めるといいでしょう!

【文責・株式会社A4studio/監修・新垣形成外科院長 新垣実】

※本記事の内容は株式会社A4studio所属記者が執筆したものです。
そのうえで、監修医師による医学的見地、薬機法的見地の事実誤認がないかの確認を得ております。
本記事の文責(記載された内容の責任)は株式会社A4studioが負っています。