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ホンネレビュー 2017年4月22日

発毛剤・育毛剤ホンネレビューvol.10【育毛剤・モウガ編】

「モウガ」オープン価格[参考価格2,000円~3,000円程度]

育毛剤「モウガ」は、入浴剤でお馴染みの株式会社バスクリンが開発したスカルプケア商品。育毛業界では珍しいとされる生薬を配合しており、無添加にこだわったことで大きな注目を浴びました。

そこで、今回は配合成分やコスパなど、さまざまな視点から育毛剤モウガをレビューしたいと思います!

【レーダーチャート】

【1】育毛剤モウガの特徴は?

最大の強みは生薬配合の安心感!

育毛剤モウガの大きなポイントは、香料・防腐剤は一切含まれておらず、主成分が天然由来の生薬100%ということで、敏感肌やアレルギーを持っているかたでも安心して使える点。

しかし、無添加商品となると、「効果が弱いのでは?」なんて考えるかたもいらっしゃるでしょう。…ですが!数種類の生薬が互いに相乗効果を生み出し、髪の毛1本1本を強化させることにつながっているとのこと!

その生薬の中でも、大きな役割を担うのが「ショウキョウチンキ」。これは、生姜の根にあたる部分だそうで、頭皮の下で髪の毛を覆っているタンパク質「毛包」を強化させる力が期待できるのだとか。

さらに、「人参抽出液」で毛根周辺にある毛細血管の活動を活発化させることで、血液の流れる量が増幅し、血行促進作用が見込めるそうです。

“毛包と毛細血管の両方にアプローチすることで毛根を強くさせる”ってことですね!

“生薬の相乗効果”で毛根をしっかりしてくると、抜け毛を防ぐ効果が期待できるというわけ。安心して使用できる成分で、それらの効能を実現しているところこそ育毛剤モウガのストロングポイントなんです!

モウガの育毛へのアプローチ方法

私たちに生えている髪の毛は、

「成長期(3~6年)」→「退行期(約2週間)」→「休止期(約3ヶ月)」

の順番で伸びる・抜ける・休憩といった具合に活動を繰り返しており、この循環をヘアサイクルと呼びます。「AGA(男性型脱毛症)」のかたは成長期が極端に短くなっているため薄毛になってしまうというパターンが多いそうですが、いずれにしても成長期の髪の割合が多いに越したことはないわけです。

そこで育毛剤モウガの出番なのですが、育毛剤モウガは休止期にある髪の毛に刺激を与えて、成長期へと導く働きをしてくれるんですよ!

さらに育毛剤モウガの特徴は表面に見えている髪の毛だけではなく、毛根部分の成長も促してくれるというところ!

…とは言え、そんなモウガでも「発毛効果」は謳えないんですよね。実際に育毛剤モウガは、「毛生促進」などの髪の毛の成長を促す主旨の宣伝文句は使っていますが、あくまで“成長を促す”だけで“毛が生える”効果が期待できるといったことは謳っていません。

現在、日本国内で「発毛剤」として発売されているのは大正製薬のリアップシリーズのみですが、育毛剤と発毛剤は何が違うのでしょう?

【2】「育毛剤」と「発毛剤」の違いとは?

育毛剤はあくまで“育”毛剤

なぜ、育毛剤モウガは「発毛剤」を名乗らないのでしょうか?

ということで、ここでは育毛剤と発毛剤の違いについてご説明します。

まず、字の違いにご注目。

育毛剤は“毛を育てる効果”があるもの、発毛剤は“毛を生やす効果”があるもの、というわけなんです。

育毛剤は既に生えている毛を育てるという効果が期待できるのに対し、発毛剤は毛が生えなくなったところに再び生やす効果が期待できるというもの。

つまり、育毛剤は今生えている毛が抜けるのを予防したり、地肌の血行をよくしたりという効果が期待できるのですが…、

残念ながら育毛剤では毛は生えないんです!!

ということで、もちろん単純比較ができるものでもありませんが、「もうこれ以上ハゲたくないからもっと毛を“生やしたい”!」…と考えているのであれば、

【育毛剤<発毛剤】

と認識しておいてもいいかもしれませんね。

一般的な育毛剤は「医薬部外品」、発毛剤は「第一類医薬品」

次は、少し法律的な話にも触れていきたいと思います。

モウガなどの一般的な多くの育毛剤は薬機法(旧薬事法)的なジャンル分けでいうと、滋養強壮ドリンクなどと同じカテゴリーである「医薬部外品」に分類されており、リアップは分類でいうと「第一類医薬品」になります。

リアップシリーズには、厚生労働省から発毛効果が認可されているミノキシジルが配合されているんです。「発毛剤」を名乗り、「発毛効果」を堂々と謳っているのは、こういう理由からなんですね。当然、モウガなどの育毛剤には、発毛効果を謳うことが許可されていません。

さて、発毛剤リアップシリーズに含まれるミノキシジルとは、いったいどんな発毛成分で薄毛症状を改善してくれるのでしょう?

簡単に言うと、ミノキシジルは医学的な根拠に基づいて発毛効果や脱毛症の回復効果が正式に認められている成分。幾度に及ぶ基礎研究と臨床試験によって、その発毛効果が裏付けられているので、効果の信頼度が高い!というわけです。

「それならば他メーカーもミノキシジル配合の商品を作って『発毛剤』を名乗ればいいのに…」と思ってしまいそうですが、現実的にはミノキシジルを配合して販売するまでにはハードルが高く、なかなか国の認可が下りない模様…。

これが、育毛剤モウガが「毛生促進」を謳いながらも、「発毛剤」を名乗らない理由なんですね。

発毛成分ミノキシジルを配合しているかどうかで分かれるわけですが、育毛剤モウガが謳っている「毛生促進」という効能は、あくまでも「促進」であり、「発毛」ではないということなんです。

【3】育毛剤モウガの使い方は?

購入して使っていたけれど、使い方を間違っていた!!…そんな事態を避けるべく、ここでは育毛剤モウガの正しい使用方法を予習して、より効果が期待できるワンポイントもマスターしちゃいましょう!

では、順を追って説明したいと思います。

1.育毛剤モウガを使う前に洗髪&ドライヤー

育毛剤モウガは、1日1回、夜の洗髪後の使用がおすすめされています。

1日2回の使用を推奨する他のスカルプトニック商品は多いので、朝・夜など2回以上使わないように注意していただきたいですが、逆に考えれば1日1回でいいのでモウガは習慣化させやすいかもしれませんね。

さて、モウガはシャンプーした後の清潔な髪の毛に使用することで、成分の浸透率が上がるのはもちろんのこと、入浴後の温まった頭皮は血流が良くなっていることが予想されますので、さらに効果が期待できるわけです。

そして、ここが重要なのですが、洗った髪はしっかり乾かしてくださいね。髪が濡れたままの状態ですと雑菌が繁殖しやすくなるため、タオルドライするだけでなく、ドライヤーでしっかり乾かすのがベストです!

2.育毛剤モウガを頭皮全体にスプレーする

次に、ノズルの向きに注意してモウガをスプレーします。

使い始めの場合、中身が出にくいことがあるようですので、5~10回ほどプッシュして液が出ることを確認してから使用しましょう。

1回の使用で10プッシュ(約2ml)が目安。偏らないように注意しながら頭皮全体にスプレーしていきます。

髪の毛が長いかたは、分け目を作ったり、髪を持ち上げたりなど、工夫しながら散布させていくことがおすすめですよ。

ここでのポイントはまんべんなくスプレーすること。

効果が現れてほしい部分(毛が育ってほしい部分)にだけスプレーした方が節約になるのでは?…と思うかたもいるかもしれませんが、その考え方は×。次のステップで頭皮全体にマッサージを施すので、偏りがない方がいいんです。

3.育毛剤モウガ塗布後は優しく頭皮をマッサージ

育毛剤モウガが全体にスプレーできたら、指の腹を使って優しくマッサージしていきます。

このときに、爪を立ててしまうと頭皮にダメージを与えたり、フケが出やすくなってしまったりと、育毛剤の効果が充分に発揮されなくなってしまいますので注意が必要。

薬剤の浸透を促すように、両手で頭皮を動かす動作を繰り返します。髪の生え際から頭頂部を目指して、ゆっくりと揉みしだいていきましょう。

【4】まとめ――モウガって結局“買い”?

育毛剤モウガのコストパフォーマンス

バスクリンによる公式サイトでは、育毛剤モウガは「オープン価格」と表記されているため、通販サイトやドラッグストアでも価格に振り幅があるのが現状。

参考までにいくつかの通販サイトを確認したところ、多くは2,000円~3,000円程度という価格設定になっています。

1日1回の使用で2mlを消費するとなると…120ml入りのモウガは約2ヶ月間で使い切ることが予想できますよね。

“2,000円~3,000円程度で2ヶ月の使用”と考えると、他の育毛剤や発毛剤と比べてかなり経済的な(お財布にやさしい)商品と言えるでしょう。

モウガに限らず育毛剤の効能・効果は継続して使うことが前提なので、当たり前ですが1本・2ヶ月の使用で毛がフサフサに育つというわけではありません。半年ほど(モウガ3本分)で効果が実感できるかたもいるかもしれませんが、基本的には継続して購入していくことを前提に金額もチェックしておくべきでしょう。

発毛と育毛、今の自分に必要なのは?

今回は育毛剤モウガをレビューしましたが、いかがでしたか?

スカルプケア業界では珍しい「生薬100%」の有効成分という安心感は育毛剤モウガの“売り”であり、実際に高い評価を得ています。香料・防腐剤は一切含まれておらず、主成分が天然由来の生薬100%というのは、やはり敏感肌やアレルギー体質のかたには魅力的ですよね。

しかし、期待できる効果は「発毛」ではなく「毛生促進」であり、毛を育てる効果は期待できるものの毛を生やす効果は期待できないのも事実。モウガに限らずですが、“商品の値段”と“期待できる効果”を見比べてみて、モウガのような育毛剤を選ぶのか、リアップシリーズの発毛剤を選ぶのか、よく検討してみてくださいね。

【文責・株式会社A4studio/監修・新垣形成外科院長 新垣実】

※本記事の内容は株式会社A4studio所属記者が執筆したものです。
そのうえで、監修医師による医学的見地、薬機法的見地の事実誤認がないかの確認を得ております。
本記事の文責(記載された内容の責任)は株式会社A4studioが負っています。