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ホンネレビュー 2017年4月22日

発毛剤・育毛剤ホンネレビューvol.13【育毛剤・毛髪力ZZ編】

「毛髪力ZZ」6,000円(税抜)

「毛髪力ZZ」は、ライオン株式会社が販売している育毛剤!

ライオンの商品といえば洗剤の「トップ」シリーズ、解熱鎮痛薬の「バファリン」シリーズなどのイメージが強いのではないでしょうか?創業1891年という歴史を持った企業ではありますが、実は1980年代から育毛研究にも力を入れていたんですね。

同社は、「“発毛促進指令”にライオンが初めて着目」したという育毛剤「毛髪力INNOVATE」を2003年に発売し、その後も熱心に研究を続けました。そして2007年、「ライオン育毛技術の集大成」として発表された育毛剤が毛髪力ZZというわけなんです!

あのライオンが手がける育毛剤は、いったいどのような性能を秘めているのか?今回は、育毛剤 毛髪力ZZの特徴や使い方などに迫っていきますよ!

【レーダーチャート】

【1】育毛剤 毛髪力ZZの特徴は?

新配合の「オキナワモズク」が脱毛を抑える!

育毛剤 毛髪力ZZに含まれている成分の中で注目したいのは、以前のライオン商品には配合されていなかった「オキナワモズク」!

ライオンは研究の末、「NT-4」というタンパク質が“人の発毛をジャマしている”ことに気付いたそうです。何とNT-4は、髪の細胞の“死”(アポトーシス)を招くんだとか…!

NT-4の増殖によってあまりにもたくさんの細胞が死んでしまうと、脱毛がどんどん加速するとのこと。

そこでライオンは、NT-4が生まれるのを抑えてくれるオキナワモズクを育毛剤 毛髪力ZZに取り入れたというんです。人の“脱毛シグナル”をコントロールするというのが、育毛剤 毛髪力ZZのウリとなる1つの効果!

育毛剤 毛髪力ZZの魅力は他にもたくさん!

NT-4はたまたま悪さを働くタンパク質でしたが、髪の成長をサポートしてくれるタンパク質が存在することも忘れてはいけません。

それが「エフリン」と「BMP」で、育毛剤 毛髪力ZZは、この2つのタンパク質が生まれやすくなるように環境を整える「サイトプリン」という成分も含んでいます!

さらに、髪の大部分を構成している「ケラチン」というタンパク質があるのですが、育毛剤 毛髪力ZZには「ペンタデカン」という成分も含まれており、ケラチンが身体の中で合成するのに必要なエネルギーを与えてくれるそうなんです。

つまり育毛剤 毛髪力ZZは、オキナワモズクの効果によって脱毛シグナルを制御するのみならず、“発毛促進シグナル”にも作用しているということ!

発毛成分といえば、大正製薬の発毛剤「リアップ」シリーズに配合されている「ミノキシジル」が有名ですが、サイトプリンとペンタデカンだってなかなかいい仕事をしているのかも!?

また、サイトプリンやペンタデカンが頭皮の角質層をすり抜け、毛根まで届きやすくなるよう手助けしてくれる浸透促進成分「乳酸オクチルドデシル」や、皮脂が酸化して抜け毛が進むのを食い止めてくれる「ピロクトンオラミン」といった成分を含んでいるのも、育毛剤 毛髪力ZZの特徴だと言えるでしょう。

【2】そもそも「育毛剤」と「発毛剤」の違いは?

“毛を生やしたい”なら「育毛剤」<「発毛剤」

ここで一旦、「育毛剤」と「発毛剤」の違いをハッキリさせておきましょう。

その違いは、字の違いからも見て取れます…。

育毛剤は“毛を育てる効果”があるもので、発毛剤は“毛を生やす効果”があるものだということですね。

生えている毛がこれ以上抜けてしまうのを防いだり、地肌の血行をスムーズにしたりという役割を育毛剤は果たしてくれますが…、

残念ながら育毛剤は、毛を新たに生やすという効果は持っていないのです!!

ですから、「毛が生えなくなった毛根からまた毛を生やしたい!」と望んでいるのであれば、

【育毛剤<発毛剤】

と考えていいでしょう。

なお、日本国内で販売されている発毛剤は、発毛成分ミノキシジルを配合した大正製薬のリアップシリーズだけなんですよ。

一般的な育毛剤は「医薬部外品」、発毛剤は「第一類医薬品」

このあたりで、法律的な話もしてみましょう。

毛髪力ZZのような一般的な育毛剤は、薬機法(旧薬事法)に従うと「医薬部外品」に分類され、対する発毛剤リアップは「第一類医薬品」という扱いになります。

発毛剤リアップには、厚生労働省から発毛効果が認可されているミノキシジルという成分が配合されています。幾度に及ぶ基礎研究と臨床試験によってその発毛効果が裏付けられていて、医学的な根拠に基づいて発毛効果や脱毛症の回復効果が正式に認められている――それがミノキシジルなんですね。

しかし前述したように、現在、日本でミノキシジルが配合されている商品は発毛剤リアップシリーズだけなんです。

「ミノキシジルみたいに優秀な成分なら、どうしてリアップ以外の商品は配合していないの?」と不思議に感じるかもしれませんが、実際のところ、発毛剤リアップは国の定める認可の高いハードルを突破できた希少な商品ということのようです。

――さて、ここからは話を育毛剤 毛髪力ZZに戻します。

育毛剤 毛髪力ZZはオキナワモズク、サイトプリン、ペンタデカンなどの成分を組み合わせることによって、発毛促進と脱毛予防を上手く両立しているという点に魅力を感じますよね。

また、販売元のライオンは「今日を愛する。」という企業スローガンのもと、人々の暮らしに密着した数々の商品を長年にわたって生み出している大手メーカー。そういう部分での安心感は、育毛剤 毛髪力ZZにも十分備わっていると考えていいでしょう!

【3】育毛剤 毛髪力ZZの使い方は?

「毛髪力ZZは自分にとって効果があるんだろうか?」と購入を検討するとき、使い方が簡単か・複雑かというのも一つの決め手になってくるでしょう。せっかくお金を払って育毛剤 毛髪力ZZを手に入れても、バッチリ使いこなせなければもったいないですしね。

そこで、ここでは育毛剤 毛髪力ZZの使い方を、順を追って紹介していきます!

1.育毛剤 毛髪力ZZを使う前に洗髪&ドライヤー

育毛剤 毛髪力ZZは朝と夜に1回、あるいは2回使用することが推奨されています。

そして、より育毛剤 毛髪力ZZの効果を得やすくするためには、髪を洗ってから使った方がいいとのこと。抜け毛・薄毛対策を兼ね、薬用スカルプシャンプーで洗髪するのがいいかもしれません。毛穴に汚れが詰まったまま放置してしまうのは、決して好ましくないですからね。

また、このとき、髪はドライヤーでしっかりブローしてあげてください!タオルドライで充分と考えるかたもいるでしょうが、乾くまでに時間がかかるため、頭皮に余計な菌が増えてしまう恐れがありますので…!

2.育毛剤 毛髪力ZZの液を頭頂部から頭皮全体へと広げる

毛髪力ZZは、容器の先端を頭皮に直接当てるタイプの育毛剤です。クッションノズルが採用されているため、液を塗っている間、頭皮があまり痛くならないのは嬉しいポイント!

最初は頭頂部に液を塗りつけ、そこからちょっとずつ、頭皮全体へと広げていってください。また、液が目に入ってしまう危険を避けるため、生え際に限っては、指先に液をつけてから塗るなど、自分なりに工夫した方がよさそうです!

3.指の腹でマッサージして育毛剤 毛髪力Zの液を頭皮にすりこむ

頭皮全体に育毛剤 毛髪力ZZの液が行き渡ったら、手でマッサージして液を浸透させましょう!

ここで言うマッサージとは、指の腹を使って頭皮を優しく揉んであげること。爪を立て、勢い任せにガガガッとこすっても、頭皮を無意味に傷つけてしまうだけですよ!

1日に1~2回、育毛剤 毛髪力ZZを使うときくらいは、力を抜いて身体をゆっくりいたわってあげてくださいね。

【4】まとめ――毛髪力ZZは“買い”なのか?

育毛剤 毛髪力ZZのコストパフォーマンス

育毛剤 毛髪力ZZの購入を検討するうえで、値段をチェックしないわけにはいきませんよね。

公式サイトでは現在、1本6,000円(税抜)という値段設定になっています。

育毛剤というジャンルは1万円オーバーの商品や、安くて手軽にゲットできるものだと千円でお釣りが返ってくる商品もあり、上から下まで価格差が大きいんです。そんな育毛剤の商品群で、毛髪力ZZは特別高くも安くもないと言えるでしょう。

ただ、1本200mlという内容量は、他の商品に比べてかなりビッグな数値!

例えば発毛剤リアップは、1本60mlが5,500円(税抜)で売られているんですね。もちろんリアップには発毛成分ミノキシジルが配合されている分、毛髪力ZZよりも容量が少なくなっているということもあるので単純比較はできませんが、容量の多さという面ではお得に感じるかたも少なくないでしょう。

さらに、育毛剤は一度に大量に使えば効果が出やすくなるわけではないのです。ちょっとやそっとの短期間で効果が目に見えるようになるものでもないですし、育毛剤 毛髪力ZZのコスパは、自分がどれだけ末永く使い続けられるかによっても変わってくるでしょう。

やっぱり効果は発毛剤リアップに劣る!?

さて、最後に各メーカーが自社商品をアピールする文言からは離れて、第三者の客観的評価に目を向けてみましょう。

日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン」(2010年版)を見ると、発毛剤リアップに含まれているミノキシジルが推奨度Aをもらっているのに対し、育毛剤 毛髪力ZZに含まれているサイトプリンとペンタデカンは推奨度C1という厳しい評価…。

育毛剤 毛髪力ZZはその分、発毛剤リアップよりも容量が多いので、そのあたりをどう見るかはユーザー次第といったところでしょうね。

自分がどういうスタンスで薄毛症状に向き合おうとしているのか次第では、育毛剤 毛髪力ZZも立派な選択肢の1つに浮上してくるでしょう。

性能面でも価格面でも割とバランスの取れた商品ですし、「あのライオンが販売している!」という“風格”みたいなものも漂っていますからね。ライオン以外のメーカーが販売している育毛剤や、ミノキシジル配合の発毛剤リアップも含め、自分と相性がいいのはどの商品なのか、じっくりと検討してみてください。

【文責・株式会社A4studio/監修・新垣形成外科院長 新垣実】

※本記事の内容は株式会社A4studio所属記者が執筆したものです。
そのうえで、監修医師による医学的見地、薬機法的見地の事実誤認がないかの確認を得ております。
本記事の文責(記載された内容の責任)は株式会社A4studioが負っています。